坂東三十三観音巡礼
昨年から始めた「坂東三十三観音巡礼」
今回は、神奈川県(鎌倉)にある
4番札所(海光山 長谷寺)伺いました
坂東三十三観音巡礼とは?
鎌倉時代初期に開設された「坂東三十三観音」です。
札所は鎌倉を出発地に、
関東7県(神奈川県・埼玉県・東京都・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県)
各地33か所・道程約1300kmの札所があります。
三十三という数字は、観音様が救いを求める相手に応じて三十三の姿に身を変えて救済されると言われています。
第4番 海光山 長谷寺(長谷観音)
日本最大級の長谷観音と四季折々の花と眺望
詠歌 長谷寺へ まいりて沖を ながむれば 由比のみぎはに 立つは白波
第4番 海光山 長谷寺(長谷観音)・情報
宗派:単立(浄土宗)
本尊:十一面観世音菩薩
開基:徳道上人
創立:天平八年(736)
住所:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
電話:0467-22-6300
納経時間:8:00~16:30
観音ミュージアム : 無休(臨時休館有)
駐車場:あり
最寄りの駅:江ノ電 長谷駅
最寄りのIC:朝比奈ICから約20分(約7.5km)
長谷寺 紫陽花
いつ来ても人気の高い「鎌倉 長谷寺」です。
日本人だけでなく外国人にも人気が高い「長谷寺」です
長谷寺ではイベントもされることが多く、
2015年に、ひよ夫婦は「灯かり」イベントで、ライトアップをされる長谷寺を訪れました。
下の写真は、「長谷の灯かり」イベントの時のライトアップをされた様子です。
「十一面観音菩薩」と長谷寺のライトアップの様子についてはこちら↓
長谷寺ミュージアムについてはこちら↓
2015年長谷の灯かりイベントについてはこちら↓
十一面観音像
本尊である、十一面観音像は、杖を右手に携え、岩座に立つ独特の像容で、
大和長谷寺の本尊をはじめ、全国に所在する長谷寺に祀られる観音像に多く見られることから、これを総称して「長谷寺式十一面観音像」と呼びます。
縁起に曰く、本尊の造立は養老5年(721)と伝えられていますが、現在の像が創建当初からのものとは言い難く、また後世の修復も多く加えられているため、製作年代については未詳と言わざるを得ません。
但し、本尊に付随する光背や御前立の観音像の修復年代が室町時代までさかのぼることから、現在の尊像が存在していた時期についても、室町時代に準ずるものであることは確かといえ、さらに鎌倉時代より当山に伝世する大型の懸仏や板碑類の存在から、その当時には巨大な尊像が造立されていたものと推測されます
引用:長谷寺
ライトアップされた長谷寺はとても美しかったです。
その時、普段は写真を撮ることができない「十一面観音菩薩」の写真を撮ることができました。
初めて、高さ9.18mの日本最大級の木彫仏「十一面観音菩薩」を拝見した時は
大きさにもビックリしましたが、美しさに見惚れてしまいました。
今回、ライトアップ以来の「十一面観音菩薩」を拝見です。
いつ来ても感動してしまいます。
あじさい路
「鎌倉 長谷寺」といえば、6月の紫陽花の時期に多くの人が訪れます。
「あじさい路」に入るには、長谷寺拝観料とは別に入場料がかかります
- 拝観料400円
- あじさい鑑賞券500円
あじさい路・事前WEB予約必須
6月の長谷寺紫陽花を見に行く場合、「WEB予約」がすごくすごくおすすめです。
ひよ夫婦は、「事前WEB予約」があったのは知らずに、
9時の長谷寺オープンに合わせて伺いました。
オープンの9時の時点で、「待ち時間90分」と書かれていました。
えっ??
90分??
オープンしてもう待ち時間90分もあるの??
びっくりしてしまいました。
10時頃には、待ち時間110分で、拝観チケットを購入所には、すごい列になっていました。
すごい人気すぎですね。
こんなに人気の凄さとは知らなかったので、紫陽花は諦め、
長谷寺をのんびり楽しみ、お経を唱えに行きました。
拝観料でも、長谷寺には少し紫陽花を見ることができますので、
季節を感じながら、美しい景色を眺めました。
弁天窟
前回、長谷寺に伺った時には、気づかなかったのですが、
長谷寺境内には「弁天窟」があります。
長谷寺の弁天窟は、弘法大師が参籠した洞窟として知られ、洞窟内の壁面彫刻(二臂の弁財天と十六童子)は、1967年(昭和42年)に寄進されたもので、
「出世弁財天」として信仰を集めている。
鳥居をくぐり、薄暗く天井の低い洞窟の中に入ると、
蝋燭の火に灯された「弁財天」様を拝むことができます。
「弁財天」「十六童子」も岩窟(弁天窟)の壁面に彫られていて、
美しさと共に、不思議な空間を感じることができます。
天井が低いので、ずっと中腰で移動ですので、背の高い人は注意ですね。
大黒堂
弁財天の近くに、「大黒堂」がありこちらには「さわり大黒天」がいらっしゃいます。
可愛らしい笑顔の大黒様を触るとご利益があるようです。
当山伝世の大黒天像は、応永十九年(1412)の銘を持つ神奈川県でも最古の尊像です(通常非公開)。
このご本尊に代わり、堂内には「出世・開運授け大黒天」や「さわり大黒天」が祀られ、鎌倉・江ノ島七福神巡りの一つとしてご参拝の方々に親しまれています。
引用:長谷寺
今回は、有名な長谷寺の紫陽花路を眺めることはできませんでしたが、
「弁財天」「大黒様」のご利益をいただくことができました。
長谷寺の紫陽花を見られる人は、必ず事前WEB予約をされた方が、安心して整理券をもらうことができると思います。
オープン時点で、90分待ち時間って、長谷寺人気は凄まじいですね。
巡礼グルメ・定食屋しゃもじ
定食屋しゃもじについてはこちら↓
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