ひよ夫婦smile・グルメ旅行記

アラフィフ夫婦の旅行・BROMPTONサイクリング・グルメなど。夫婦2人で笑顔あふれる趣味生活を綴っています

霧の中の神々しい比叡山!令和9年まで根本中堂大改修工事・大改修工事中だからこそ見ることができる風景【比叡山・琵琶湖旅行】

比叡山

今回の旅先は、「比叡山」に伺いました。

宿泊しました「琵琶湖マリオットホテル」からも伺いやすい場所にあります。

琵琶湖マリオットホテルについてはこちら↓

www.lepommier.work

比叡山の最寄り駅「比叡山坂本」までは、

「琵琶湖マリオットホテル」から車で19分の場所にありますが、

主峰の大比叡は標高848メートルの場所にあるため、

麓から山道をくねくねと30分ほど上ることになります。

電車の場合は、「ケーブルカー」と「シャトルバス」にて比叡山まで伺うことができます。

車の場合は、「比叡山ドライブウェイ」を走り比叡山まで伺うことができます。

京都・滋賀方面からのアクセスが違いますので、

アクセスの詳細は、比叡山HPにてご覧くださいませ。

比叡山HP↓

www.hieizan.or.jp

天台宗 総本山 比叡山延暦寺

延暦4年(785)、伝教大師最澄は比叡山に入り小さな草庵を結びました。
その三年後には一乗止観院を創建し、

ここを鎮護国家の根本道場と定めました。
これが今日の根本中堂です。

比叡山は日本仏教の母山とも称され、
法然上人、親鸞聖人、良忍上人、一遍上人、真盛上人、栄西禅師、道元禅師、日蓮聖人など
日本仏教の各宗の祖師がここで学び、あるいはここで出家得度しています。

引用:比叡山HP

比叡山・三塔

「延暦寺」とは、比叡山の山内にある1700ヘクタールの境内地に点在し、

約100ほどの堂宇の総称であります。

山内を地域別に、東を「東塔(とうどう)」、西を「西塔(さいとう)」、北を「横川(よかわ)」の三つに区分しています。

これを三塔と言います。

また、それぞれの三つの区分に本堂があり、全ての場所が少し離れています。

不滅の法灯

1200年間絶えることなく灯りつづけている「不滅の法灯」

がある比叡山「根本中堂」の場所は、「東塔」にあります。

「東塔」をすべてを回るだけでも1時間くらいはかかりましたので、

「東塔」「西塔」「無動寺谷」を全て回るとなると1日は必要だと感じました。

今回は、「不滅の法灯」を拝見したいため、「東塔」を訪れました。

伝教大師伝・最澄上人

ご誕生

神護景雲元年(767)8月18日のこと、坂本の地には蓮華のはながふり、めでたいしるしがあらわれ、おりしも三津首百枝公の家に玉のような男の子が生まれた。

のちに日本天台宗比叡山の開祖となる、伝教大師最澄上人であった。

引用:案内看板

伝教大師の教え

伝教大師の精神を現代に生かす

「一隅を照らす運動」

「国宝とは何物ぞ、道心なり、道心ある人を名ずけて国宝となす・・・・・・・・・一隅を照らす、これ則ち国宝なり」

その言葉通り叡山は多くの人材を輩出しておりその精神はこんな現代であるからこそ、受継ぎ発展させていかなければなりません。

引用:案内看板

「一隅」とは一つの隅(すみ)、身近な場を意味し ます。

自分の場所・立場で最善を尽くし、身近な人を照らすような人になれるようにと、

最澄の教えであります。

延暦寺・巡拝時間

東塔地区 
開堂時間:9時

閉堂時間:16時

延暦寺・巡拝料

東塔・西塔・横川共通券:大人1000円/中高生600円/小学生300円
国宝殿(宝物館)拝観料:500円/中高生300円/小学生100円

比叡山・情報

住所:滋賀県大津市坂本本町4220

www.hieizan.or.jp

 

根本中堂

「根本中堂」には、1200年間絶えることなく灯りつづけている「不滅の法灯」があります。

現在、大改修工事のため外観は、工事により覆われており、

また、内部は撮影できない状態となっております。

しかし、完成されると見ることのできない、大改修中の屋根の部分など、

一部撮影OKとされている箇所があります。

工事が完了されると、見ることのできない場所であるため、

大改修中でも有難い風景を拝めることができます。

国宝根本中掌太改修

期間:平成28年4月~令和9年 12月予定

※改修中もご参拝いただけます

修理内容:今回の修理は、昭和 26~30年に実施した「昭和の大修理」から

約60年ぶりとなり、主に屋根の釜き替えと塗装の塗り直しを行います。

  • 根本中堂の瓦棒銅板葺屋根の全面葺き替え
  • 廻廊のとち葺屋根の全面葺き替え
  • 外部・内部の漆塗や丹塗の塗り直し
  • 内部の花天井や欄間などの保存修理
  • 建具の黒漆の塗り直しや金具などの修理
  • 修理の様子が見学できる修学ステージ

修理のあらまし

文化財建造物の保存修理工事を、

気象の影響を受ける事無く円滑および安全に進めるために

国宝延暦寺根本中堂および重要文化財延暦寺根本中堂前の全体を覆う素屋根を建設しました。

根本中堂および廻廊が、大規模な建物であると共に周囲に石垣が近接しており、

重機を自由に使う事が出来ないため、

限られたスペースで安全に施工できる「スライド工法」という特殊な工法で、

鉄造の素屋根を建設しました。

仮設構合という作業スペースで組立てた鉄骨を、徐々に押し出し文化財建造物全体を完全に覆っています。

また、根本中堂と廻廊の間に位置する中庭部分に修学ステージを設け、

文化財建造物保存修理工事でしか見ることの出来ない屋様の構造をはじめ、

屋根や発色の施工の様子を開覧いただけます。

廻廊の屋根を奪いています!

厚さ2.4cm、長さ45cmのの椹(さわら)を、

8.5cmずつずらして竹の釘で打ち止めて葺いています。

屋根の厚みは12.7cmになります。

廻廊の屋根面積は998.4mで、椹

の板およそ150mが必要となります。

延暦寺文殊楼

重要文化財

文殊楼は、延暦寺根本中堂の正面の屋根上にあって、ほぼ東を向いて建っています。

桁行三間、梁間二間、二重、入母屋造、銅板葺の構造を持ち、

一見楼門のように見えます。

楼上には文殊菩薩が安置されています。

出世大黒天堂

伝教大師が、根本中堂を建てられる折、守護神として大黒天を祀り、

一山の平安と一般庶民の財福を祈ったのが始まりで、

豊臣秀吉公も開運と福徳を祈願した故事もあり、

一名出世大黒天として、人々に深く信仰されています。

延暦寺戒壇院

重要文化財

戒壇院は、桁行三間、梁間三間、一重、宝形造、栩茸の建物で、

石積み基壇の上に建ち、正面に軒唐破風をつけています。

裳階をつけていることから、外観は方五間で二重の建物のように見えます。

この戒壇院は、円頓戒灌頂を授けるための道場として創建されたもので、

現在の建物は、延宝六年(一六七八)に建てられたと伝えられています。

釈迦如来・文殊菩薩・弥勒菩薩を安置されています。

比叡山お土産1:ごま大福

一番人気のお土産です

「護摩ごま」と響きが同じことから、

ごまを使ったお菓子がお土産として人気をいただいています。

上品な甘さの大福を、薫り豊かな香ばしいごまで包んだ、広がる大福です。

比叡山お土産2:限定オリジナルクッキー 比叡山限定

比叡山さんどくっき-

チョコをサンドして焼き上げたサクサク食感のオリジナルクッキーです。

比叡山のプリント入りで、お土産にもおすすめです。

最後に

今回、比叡山に訪れた時は、あいにくの雨模様となりましたが、

霧に包まれた比叡山は、あの世に導いてくれているかのような美しい道のり・風景を見せていただきました。

雨だからこその美しさを経験することができ、雨に打たれながら心身浄化をすることができました。

今回1回だけでは、全てを回ることができませんでしたので、

また機会がありましたら伺いたく思います。

ひよ夫婦インスタ

「比叡山」の様子をGOPROで撮影しインスタにあげています。

写真では伝わらない、素敵な雰囲気の風景を撮ってみました。

約1分くらいの動画です、BGMと共に動画が楽しめれるようになっています。

お時間がありましたら、どうぞご覧くださいませ。

www.instagram.com

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