伊勢音
今年は「出汁」をとることにハマっている主人ですが、
一番だしを作るようになると「うどんの出汁」や「かえし」も作りたくなった主人です。
鰹節のほかに、昆布とサバ節・宗田節もこだわりたいと、上野のアメ横にある「伊勢音」まで買いに行きました。
昆布
北海道に日高産の天然1等級昆布であり、市場に出回る前に伊勢音で買い入れるため、一般には販売されない究極の天然昆布です。
伊勢神宮にも奉納されている昆布であり、厚みもあり粘りもある素晴らしい昆布です。
昆布の栄養とは?
昆布には出汁をとるほかに、ミネラルや栄養が豊富に含まれています。
食物繊維・・・胃や腸を綺麗にして働きを活性し便秘解消・美肌効果があります
ヨード・・・ビタミン・ミネラル・鉄分とともに新陳代謝を即し皮膚に潤いとツヤを与え美肌効果があります。
カルシウム・・・骨の強化・ストレス解消・集中力強化があります
フコイダン・・・昆布のヌルヌルに含まれるフコイダンは肝細胞増殖因子物質分泌を即し、肝炎・老化予防・動脈硬化・癌細胞を自滅する効果があります。
アルギン酸・・・体内の有害元素を排除し、脳卒中・高血圧の予防があります。
ラミニン・・・血圧を下げる効果があります。
伊勢音HP
混合厚けずり節
宗田節とサバを熟練の職人が丁寧に作り上げた混合節の厚けずりです。
うどん・そばなどの出汁を作るときに、宗田節とサバの混合節と鰹節を合わせることで、深みのある美味しい出汁ができます。
うどん・そばの出汁の他には、煮物や味噌汁にも使うことができます。
うどん出汁 レシピ
- 昆布は切り込みをキッチンばさみでいれます
- いりこは頭と腹をとります
- 昆布20gといりこ25gを水2ℓに入れて一晩おいておきます
- 鹿児島枕崎産の鰹節30gを削ります
- 宗田節とサバ節の混合節を50g量ります
- 昆布といりこだけを水から火をつけて沸騰させます
- 沸騰前に昆布といりこを取り出します
- 宗田節とサバ節の混合節をいれて弱火で15分~20分煮ます
- 灰汁をとりながら丁寧に煮込んでいきます
- 最後に鰹節をいれて5分煮ます
- 3〜5分そのまま放置しておきます。出汁の材料が下に沈んだら濾します
- キッチンペーパーで漉して出来上がりです
節や水の配分は、現在主人は研究中ですので、いろいろな配分を試してみたいと思います。
出汁がら佃煮 レシピ
栄養のある昆布と節は捨てずに、佃煮にして毎日そのままいただいたり、料理に入れていただいています。
材料
- だしがら昆布
- だしがら鰹節
- だしがら混合節(宗田節・サバ)
- 醤油 大さじ5
- みりん 大さじ5
- てんさい糖 大さじ5
- 鷹の爪 1本
- 白ごま
- 昆布は細切りにします
- 漉したあとの出汁がらの鰹節・宗田節・サバをそのまま昆布を入れた鍋にいれます
- ヒタヒタになるまで、たっぷり水をいれます
- 醤油・みりん・てんさい糖・鷹の爪を入れて弱火~中火で水気がなくなるまで20~30分煮ます
- 水気がなくなると、火を消して白ごまを入れてできあがりです
最後に
食べごたえのある昆布と節ですので、腹もちもとても良いです。
煮物を作るときも、野菜とだしがら佃煮をいれて煮込むだけで簡単煮物ができます。
味付けも佃煮にしっかり味がついていますので、入れることなくとても便利な調味料に変身します。
佃煮はとても美味しくて、毎日いろいろなアレンジでいただいていると腸の状態・肌の調子もよくなり、体調がすごく元気になってきたように思います。
主人の出汁のこだわりのおかげで、今年はますます健康生活をおくることができそうです。
最近は、出汁にこだわってから味付けが薄味になってきて、出汁の旨味を感じる料理が美味しくなってきました。
出汁をとるようになると、うどん・そば屋さんの大変さをしみじみ実感してしまいます。毎週美味しいうどん出汁を使った絶品うどんをいただくことができ主人に感謝ですね。
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