星野リゾート
今回の鹿児島旅行では、
2021年1月29日にオープンした「星野リゾート 界 霧島」に宿泊しました。
霧島連山の主峰・高千穂峰の中腹、標高約600mの地にあり、全49室から絶景の桜島ビューを眺めることができます。
お部屋の様子
「界 霧島」のお部屋の中のベッドボードは、火山噴火物のシラスを用いた抗菌性のシラス壁で霧島連山を表現されています。
照明には薩摩和紙。調度品には薩摩錫器(さつますずき)。壁飾りには大島紬をあしらうなど、鹿児島伝統工芸に触れることができます。
ふわくもスリーブ
今回の旅行では、「界 霧島」のベッドの寝心地に一番びっくりしました。
「ふわくもスリープ」とは、100年の歴史がある星野リゾートと、日本初のベッドメーカー「日本ベッド」が共同開発をされたマットレスです。
非売品のため、「星野リゾート」でしか「ふわくもスリープ」を実感する場所がないのですが、ふわふわと雲の上に浮かんでいるような感覚で、優しく包まれる寝心地は素晴らしすぎました。
ふんわりした優しさに横になるとすぐに眠くなり、一度寝ると心身リラックして、朝まで熟睡でした。
この「ふわくもスリープ」は素晴らしすぎます。
このベッドに眠りに行きたくで、「星野リゾート」に宿泊したくなるくらいです。
それでなくても、星野リゾートは好きな宿ですので、もっといろいろな場所に泊まりたいです。
お部屋からの眺め
カーテンを開けると、一面に霧島連山・桜島を眺めることができます。
朝・夕方といろいろな色合いを楽しむことができ、最高の眺めを部屋の中でゆっくりと過ごすことができます。
スロープカー
「界 霧島」で面白い工夫がされているのは、大浴場に行く時の「スロープカー」です。
客室棟から50mほど下った広大なススキ野原に「大浴場」「湯呑み小屋」があります。
ガラス張りのスロープカーで下っていくので、部屋からみた風景が、また違った雰囲気で眺めることができます。
絶景すぎます。
スロープカーのりばには、待合場所があり、モニターにあと何分に到着するのか教えてくれますので安心です。
スロープカーからの様子は、GOPROで撮影してインスタにあげています。
ブログ最後の方で、インスタをご紹介させていただきます。
スロープカーから降りて大浴場に向かう道になります。
初夏から夏くらいの時期には、お風呂上がりに体を涼める場所があります。
スロープカーを待つ場所には、ドリンクやアイス(無料)なども常備されていて、のんびりお風呂上がりにも景色を見て涼むことができます。
界 ご当地先づけ
界では、ご当地ならではの食材や料理法にこだわった会席料理を提供されていて、
先付けでは、ご当地で親しまれている素材を使いながら意外な組み合わせや、新たな料理法で楽しめれる工夫をされています。
「界 霧島」では「霧島特製 雲丹あくまき」の先付けでした。
「あくまき」とは??
「あくまき」とは、主に端午の節句で食べられる鹿児島県独特の餅菓子です。
もち米を木や竹を燃やした灰からとった灰汁(あく)に浸した後、そのもち米を孟宗竹(もうそうちく)の皮で包んで、灰汁水で数時間煮込んで作られます。
灰汁に含まれるアルカリ性物質がもち米の繊維を柔らかくするとともに、雑菌の繁殖を抑え、長期保存ができ、高温多湿で食糧が腐敗しやすい鹿児島県において、まさに先人の知恵がつまった料理です。
鹿児島旅行に何度か来ているのですが、「あくまき」は気になりながら食べたことがなかったので、あくまきをいただくことができ嬉しかったです。
プルンとした食感で、見た目は羊羹のようです。
味は灰汁水で煮込まれているので、独特な風味であり、好き嫌いがありそうな感じです。今まで食べたことのない不思議な味わいでした。
お料理
鹿児島に来たら、ひよ夫婦は焼酎をいただきます。
ペアリングをすることができましたので、ペアリングセットをお願いしました。
初めていただく焼酎ばかりで、今後お土産で購入する焼酎の参考にもなりますね。
煮物椀
南京のすり流し
大根もちの揚げ出し
棒蟹 絹さや
宝楽盛り
八寸
錦玉子
すいきの土佐あえ
鴨燻製とりんごの串
ズワイ蟹子袖寿司
なまこポン酢
ファアグラ干し柿
寄せ蕪香煎揚げ
お造り
酢の物
鶏皮ポン酢
揚げ物
白子豆腐の包揚げ
たたき海老の新挽き揚げ
野菜天麩羅
蓋物
蕪と塩鱈の饅頭
銀餡
旬彩 土鍋ご飯
鰤の幽庵焼き
甘味
界 霧島特製 軽羹あんみつ
朝食
ご当地ジュース:りんご黒酢ジュース
小鉢:さつま芋の甘露煮・おぼろ豆腐
蒸し物:鶏とお殻の捏・厚揚げ豆腐
焼き物:鰤の西京漬け・はじかみ・玉子焼き・染おろし
さつまあげ:枝豆天・五目天・ミニ棒天
汁物:さつま汁
ご飯:白飯・鰹節
香の物:こんぶ梅・生味噌づけ
「天孫降臨」演舞
今回楽しみにしていた、「天孫降臨」演舞です。
星のリゾートでは、ご当地の文化・伝統を体験することができ、
お部屋の作りだけでなく、体験も楽しむことができます。
神々が降り立った「天孫降臨」の神話が息づく霧島。
スタッフが神々に扮し、太鼓や神楽鈴を使い「天孫降臨」の物語を躍動感ある演舞を毎晩見ることができます。
星のリゾートに宿泊すると、日本の素晴らしい文化・伝統を勉強することができ、
改めて日本人の誇りを感じることができます。
昔、「界 弘前」に宿泊しと時は、津軽三味線を聴くことができ、津軽三味線の弾き方も体験することができました。
今回の「界 霧島」では「天孫降臨」演舞を拝見することができました。
マルチタスク
星のリゾートの素晴らしいところが、演奏をスタッフがされているところです。
こんなにマルチでできる宿のスタッフは、星のリゾートくらいなのではと思えるほど、すごいといつも実感してしまいます。
星野リゾートでは、スタッフ1人が「フロント、客室、レストラン」などあらゆる仕事をこなし、多様な働き方をする「マルチタスク」を導入されています。
宿特有の、夕方・朝食担当制のスタッフでなく、シフト制であらゆる仕事をこなすことができ、自由時間も確保することができるため、スタッフが演奏の練習もできるのですね。
津軽三味線の時のスタッフは練習してから3ヶ月くらいですと言われていて、必死で頑張って披露される姿は応援したくなりますね。
「天孫降臨」は素晴らしい演舞で、感動しました。
本格的な演舞を見るには、期間が決まっていて、気軽に見に行くことができませんが、
星のリゾートでは、毎晩されていますので、文化に触れることができ嬉しく感じます。
界 霧島・情報
住所:鹿児島県霧島市霧島田口字霧島山2583-21
霧島神宮駅より車で15分
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ひよ夫婦インスタ
「界 霧島」の様子をGOPROで撮影しインスタにあげています。
写真では伝わらない、素敵な雰囲気の風景を撮ってみました。
1分くらいの動画です、BGMと共に動画が楽しめれるようになっています。
お時間がありましたら、どうぞご覧くださいませ。
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最後に
ひよ夫婦の好きな霧島の地に、星のリゾートができてとても嬉しかったです。
そして「ふわくもスリープ」の寝心地が最高のベッドに、また眠りに行きたくなるほどです。
今度は、2022年にできた「界 湯布院」も気になるところです。
旅行に行くと、なかなか枕とマットレスが合わなくて眠れないことが多いのですが、こんなにぐっすり眠れることに感動しました。
お食事は普通ですが、スタッフ・宿の雰囲気も素晴らしく、お部屋も居心地が良いので、心身リラックスできました。
また行きたくなる素敵な宿でした。