料理を作るときに出てくる、野菜の皮やヘタなど、捨てる前に野菜だし(ベジブロス)を作っていつもの料理においしさアップです。
月曜日は作りおき料理を作る日ですので、野菜の皮・ヘタなどが出やすい日ですので、早速野菜の準備をして両手いっぱいの野菜の皮・ヘタができたらベジブロスと作りおき料理の同時進行で作っていきました。
夕食メニュー
この日の夕食は、早速ベジブロスを使ってトマトとナスのゼリー寄せを作りました。
- トマトとナスのゼリー寄せ
- オクラの豚小間巻き(ポン酢をかけて)
- ポテトサラダ
- 野菜たっぷりのひじきの煮物
- 玉ねぎとわかめの味噌汁
- 納豆・ご飯
ベジブロスについて
野菜の「ベジタブル」とだしを意味する「ブロス」の言葉を組み合わせて略したものです。なのでベジブロスとは「野菜の出汁」です。
野菜は皮と実の間が一番栄養豊富で食べると良いといわれていて、人参や牛蒡などは皮ごと食べるようにと言われています!でも皮ごとに抵抗がある人には、その栄養たっぷりの部分を使っての出汁ですので嬉しいですね。
ベジブロスの作り方
- 両手いっぱいくらいに集まった野菜の皮・ヘタを鍋にいれます
- お水 1000ml
- おさけ 小さじ1
- 弱火~中火の間で30分くらいゆっくり煮ていきます
- 火を止めてザルでこすと出来上がり
おさけを入れることで、野菜の旨みを引き出してくれたり・野菜の匂いも消す役割をしてくれます。
そのまますぐに使えますが、使えない時は冷蔵庫には2~3日保存できます。
冷凍保存にして使うこともでき、私はジップロックに小分けにして使わない分は冷凍保存にしました。製氷機で保存する方法もあるようです。
ベジブロスに向かない野菜
キャベツの芯・カリフラワー・かぼちゃの種・ブロッコリーの芯などは灰汁がでるため、ベジブロスにはあまり向かないです。ナスのヘタも出汁に色が付きやすいため、出汁の色を使っての料理を作るときにはおすすめできないです。今回ゼリー寄せは、出汁の色を美しく見せたかったのでナスは入れませんでした。
トマトとナスのゼリー寄せ
野菜の下ごしらえ
- ナスは縦に切り込みを入れて皮を剥きやすくします
- ナスを魚焼き(私はオーブン&トースター)で焼きました
- ナスの皮をむき小さく切ります
- ミニトマトは4等分に切り分けます
合わせ調味料
- ベジブロス 200cc
- 醤油 大さじ1.5
- 酢 大さじ1
- てんさい糖 大さじ1
- みりん 大さじ1
- ゼラチン 8g
合わせ調味料を鍋に火をかけてゼラチンを最後に入れてしっかり混ぜ合わせます。
ナスとトマトを入れたタッパーに入れてしっかり冷やします。冷蔵庫で3~4時間くらいでゼラチンが固まります。
食べるときにゼラチンを崩して綺麗に盛り付けて大葉を散らしました。
主人が帰る前に器も冷やしておき、見た目涼やかです。
最後に
ベジブロスはとても簡単で良い出汁がとれて、これからお料理が健康志向になりそうです。いろいろなレパートリー増やしていきたいと思います
今回ゼリー寄せをいれた器は夏用のお茶のみグラスです。最近はあまりこちらでお茶をいただいていないので、お料理を盛り付けにして器を活躍させてみました。食卓が華やかになりおしゃれな食卓になります。