ひよ夫婦smile・グルメ旅行記

アラフィフ夫婦の旅行・BROMPTONサイクリング・グルメなど。夫婦2人で笑顔あふれる趣味生活を綴っています

来て良かった長谷寺の夜の灯かりに包まれる空間【長谷の灯かりイベント】

長谷寺

今回、長谷寺が一番魅力的な空間でした。この場所は行ってよかったと思える素晴らしい場所でした。夜の長谷寺は是非とも行ってほしくなる空間です。こんなに美しいお寺は初めてですね。

「灯かり」の演出テーマ

荘厳な観音堂と美しい樹木や池に囲まれた境内、お参りする人々にくばられる提灯などが「つながり」を演出する灯かり。(提灯の配布は18字15分~)

~パンフレットより ~

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観音堂

普段は、一般拝観料300円がいるのですが、このイベントでは無料で入ることができます。そして、中に入ると皆さんにピンク色の提灯を配布してくれます。その皆さんが持つピンク色の提灯が綺麗に並んで進む風景も何とも美しい光景です。

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長谷寺を入りますと、妙智池と放生池の周りに囲まれた緑の提灯がとても幻想的です。池から観音堂に連なる階段には人々のピンクの提灯が連なっていて美しい風景です。

提灯の演出がお寺のライトアップに飾りつけてくれて温かみも感じることができました。

長谷寺の境内にある竹やぶも光を浴びて美しいお姿になっています。この竹やぶを通り過ぎると眺望散策路が続いています。眺望散策路は長谷寺で有名なあじさい散策路になっていますが、今回の夜のイベントでは竹やぶまでしか進むことができませんでした。

しかし、眺望散策路に進まなくても、観音堂の近くに見晴台があり、ここから鎌倉の街を眺めることができます。この日は、満月・火星そして皆さんが持っている緑の提灯が素晴らしい光景になっていて、遠くから美しい光景を眺めました。満月の光も素晴らしい演出でした。

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長谷寺で有名な、観音堂にお祀りされています大きな大きな十一面観音菩薩です。こんなに大きな十一面観音菩薩はなかなか拝むことはできませんね。神々しく素晴らしいお姿です。

本尊である、十一面観音像は、杖を右手に携え、岩座に立つ独特の像容で、大和長谷寺の本尊をはじめ、全国に所在する長谷寺に祀られる観音像に多く見られることから、これを総称して「長谷寺式十一面観音像」と呼びます。縁起に曰く、本尊の造立は養老5年(721)と伝えられていますが、現在の像が創建当初からのものとは言い難く、また後世の修復も多く加えられているため、製作年代については未詳と言わざるを得ません。但し、本尊に付随する光背や御前立の観音像の修復年代が室町時代までさかのぼることから、現在の尊像が存在していた時期についても、室町時代に準ずるものであることは確かといえ、さらに鎌倉時代より当山に伝世する大型の懸仏や板碑類の存在から、その当時には巨大な尊像が造立されていたものと推測されます

~ 長谷寺HPより ~

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写経場書院

境内には写経場書院があり、この場所には枯山水があります。この枯山水のライトアップは見事であります。色も紫・青と色が変わっていき、ライトアップの枯山水と書院の横に見える満月が芸術的でした。

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長谷寺の素晴らしい空間をゆっくり見ることができました。

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最後に

 お寺と人のつながりの提灯の灯かり・自然の満月の光・包み込むライトアップがお寺全てを魅力的にみせてくれました。長谷寺はとても広いお寺ですのでゆっくり歩きながらいろいろと変わる雰囲気の風景を見ながらの時間の過ごし方はとても贅沢でした。そして、なかなか見ることができない夜のお寺の風景も感じることができ素晴らしいイベントだと思います。これからも続けていただき、鎌倉も魅力をたくさんの人にも感じてもらいたいと思いました。

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