元祖勝浦式坦々麺
千葉勝浦に来たら、元祖勝浦式坦々麺「江ざわ」に来ることがかかせなくなっています。
最近では、B級グルメとして「勝浦タンタンメン」は名前が知られて、千葉勝浦に来ると数多くの勝浦タンタンメンを出すお店が増えています。
その中でも、人気高く行列店の「元祖勝浦式坦々麺・江ざわ」です。
しかも、場所が勝浦商店街などではなく、民家があるお店がほとんどないところにありますので、初めて伺った時は、こんな場所にあるの?と不安になりました。
お店の近くに来ると、お店の行列に並んでいる人・車の数々にビックリしています。
混み具合
お店のオープンは11時30分~なのですが、ひよ夫婦が到着した10時30分頃には、お店の駐車場はほぼいっぱいになっていました。
お店の近くにも駐車することができ、お店の人が案内してくれます。
オープン11時30分にはお店の周りは車でいっぱいであり、人が並んでいて、静かな住宅街が「江ざわ」の周りだけが人だかりになっています。
お店についたら、お店の前に順番に呼んでくれるための名前を書く紙が用意されていますので、名前と電話番号を記入します。
オープンと同時に順番に名前を呼んでくれますので、店の前で待機。またはお店の駐車場に停めれている場合は車で待機します。
江ざわ坦々麺
「江ざわ」はもともと勝浦港近くの食堂でした。
漁師町の勝浦の漁師・海女さんに「冷えた身体を温める」ために、四川の汁なし坦々麺を参考にして、お店の醤油ラーメンに坦々麺用のラー油・ひき肉・玉ねぎをのせた辛いラーメンを初代店主が考案したことから、「勝浦坦々麺」が広まりました。
今では、数多くの勝浦坦々麺を出すお店が多いのですが、勝浦坦々麺は、四川風の坦々麺とはまったく違うのもであり、ゴマや芝麻醤を一切使っていない、醤油ラーメンをベースとしたラーメンになります。
醤油ラーメンにラー油や唐辛子で炒めた玉ねぎ・豚肉のひき肉が上に乗っている辛いラーメンになります。
江ざわ食堂五箇条
1.赤くて当たり前と思うべし
2、身の程をわきまえた辛さを選ぶべし
3、下からよくかき混ぜて食すべし
4、麺はすするべからず
5、どんぶりの底には・・・
大切な五箇条ですね。そしてスープまで飲み干すと「江ざわ まいど」と書いてあるらしいです。私は最後まで飲み干せませんでしたが。
辛さも「坦々麺⇒中辛⇒大辛」と辛くなっていきます。
去年、主人が大辛を注文しましたが、辛さが増すたびにラー油ラーメンぽくなる感じがしました。
坦々麺が豚骨や鶏がらの旨味とラー油の旨味がよい感じに合わさっているので、一番美味しくいただけるように思えました。
昨年までは、餃子もありましたが、今回餃子がなくなっていましたので「ミニカレー丼」を注文してみました。
出汁の効いた旨味溢れるカレーでとても美味しく、ちょうどミニサイズですので、ラーメンに合わしてちょうど良いサイズなのも嬉しいですね。
江ざわ メニュー
今回伺った時は、餃子とキムチが消されていました。餃子も美味しかったので少し残念な気持ちのもありましたが、気になっていたカレーをいただけましたので、お腹は満足でいっぱいです。
上坦々麺
中辛と大辛は辛さが変わっていくのですが、「上坦々麺」は玉ねぎと豚ミンチが増してのせてくれています。100円プラスして具材をたくさん楽しむほうが嬉しく感じます。
「上坦々麺」のほうには、最後までミンチ肉をすくいとれるように、穴あきレンゲをつけてくれます。最後まで美味しくいただけますね。
江ざわ 情報
千葉県勝浦市白井久保296-8
090-4410-5798
営業時間 11時30分~18時(スープなくなり次第終了)
定休日 月曜日(臨時休業あり)
座席 40席(座敷あり)
車の場合:国道297号線(大多喜街道)の国際武道大学野球練習場のT字路交差点曲がって、約200メートルぐらい走った右側
バスの場合:小湊バスを利用して勝浦駅発20分ほど。バス停「芳賀」から徒歩15分
最後に
毎年、鰹を買いに行くときに必ず立ち寄ってしまう「江ざわ」です。
初めていただいたときはとても辛くてビックリしましたが、最近は辛い食べ物にも慣れてきましたので、とても美味しくいただけるようになってきました。
辛いもの好きにはたまらないラーメンであり、旨味を感じるだけでなく、冷えた身体も温めてくれるので、江ざわの坦々麺をいただくと元気になれますね。
勝浦でしか味わえない、ちょっと変わった「勝浦坦々麺」です。
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