坂東三十三観音巡礼
今年から始めた「坂東三十三観音巡礼」
今回は、神奈川県（小田原）にある
５番札所（飯泉山 勝福寺）に伺いました
坂東三十三観音巡礼とは？
鎌倉時代初期に開設された「坂東三十三観音」です。
札所は鎌倉を出発地に、
関東7県（神奈川県・埼玉県・東京都・群馬県・栃木県・茨城県・千葉県）
各地33か所・道程約1300kmの札所があります。
三十三という数字は、観音様が救いを求める相手に応じて三十三の姿に身を変えて救済されると言われています。
第5番 飯泉山 勝福寺（飯泉観音）
詠歌 かなはねば たすけたまえと 祈る身の 船に宝を つむはいいづみ
宗派：真言宗
本尊：十一面観世音菩薩
開基：弓削道境法師
創立：天平勝宝五年（753）
住所：神奈川県小田原市飯泉1161
電話：0465-47-3413
納経時間：(4月~10月)8:00～17:00/ (11月~3月)9:00～16:00
駐車場：あり(門前)
最寄りの駅：JR 小田原駅
最寄りのIC：小田原東ICから約5分（1.5km）
大イチョウ（県天然記念物）
勝福寺（飯泉観音）には、県の天然記念物になっている
大銀杏の木があります。
樹齢約７００年、樹高３０ｍ、胸高周囲７．５ｍの大きさであります
青銅の手水鉢
小田原市指定重要文化財とされています
竜頭船の形で、船尾には十一面観音菩薩の坐像があります。
また、水鉢の全体に多数の銘文が刻まれています。
作者は、江戸神田の鋳物師小沼播磨守藤原正永、宝暦元年(1704)７月と記されています。（全長２７０ｃｍ、幅５５ｃｍ、高さ８２ｃｍ）
二宮尊徳像
境内には二宮尊徳像があります。
相模国足柄上郡栢山村（現在の神奈川県小田原市栢山（かやま））生まれ育ち、
二宮尊徳が14歳の時、旅僧の訓読する観音経を聞いて発心したという伝説が残されています
本殿
現在の本堂は、宝永3年(1706)に再建されたものです。
江戸時代初期頃の古式をとどめた地方色豊かな建物でしたが、老朽化のため昭和４４年に改修されました。
建物は、密教系寺院独特の構えで、内陣は後部３間（5.45ｍ）、外陣は前部２間（3.63ｍ）の板の間です。
ご本尊は秘仏であり、33年に一度の御開帳です。
開帳記念
３３年に１度のご開帳のお札をいただくことができました。
- 黄色のお札「増益護摩」・・・富が増大・幸せになります
- 白いお札「息災護摩」・・・全ての病い災いを除きます
３３年に１度の、貴重なお札は、幸せになれますようにと願い、黄色をいただきました。
お札を飾らせていただくと、運気が上がったように感じます。
巡礼グルメ・小田原漁港
飯泉山 勝福寺から車で１６分の場所に「小田原漁港」があります。
新鮮な相模湾の海の幸を頂くことができる、市場の中にある「魚市場食堂」に伺いました。
小田原丼
２０食限定の小田原丼（２１００円）
伺った日は、「かつお・ショウゴ・スズキ・サワラ」と書いていました。
早速注文をしてみると、
「かつお・ショウゴ・スズキ・サワラ」のほかに、「ホタテ・えび・イカ・いくら・卵焼き」などがたっぷり乗った豪華丼です。
また、どんぶりのご飯は、酢飯ではなく、普通のご飯です。
見た目の豪華さに、ついつい注文してしまいました。
海鮮丼のほか、フライ・煮付けなどの定食もあり、
アジフライが大好きなひよ夫婦は、アジフライ定食を注文しました。
ふんわりとした優しいお味のアジフライです。
魚市場食堂・情報
住所：神奈川県小田原市早川1-10-1 小田原魚市場 ２Ｆ
ＪＲ早川駅または早川港バス停下車。徒歩約８分
小田原漁港内・小田原魚市場２階中央
早川駅から343m
営業時間：１０時～１５時
定休日：水曜日
あじめい・かまぼこ
小田原名物のかまぼこも買いに伺いました。
有名店は、いろいろありますが、ひよ夫婦が今回気になったお店は「あじめい」です
年配の夫婦がされているお店で、緑茶を出してくれて、丁寧に説明をしてくれました。
お茶をいただいた後、購入後には緑茶の葉と飴玉をプレゼントしてくれました。
練り物大好きなひよ夫婦は、ついついたくさん買ってしまいました。
小田原グルメ
小田原には、「一夜城ヨロイヅカ」があります。
一夜城店だけにあるロールケーキが美味しく、小田原に伺うと購入したくなります。
「一夜城ヨロイヅカ」についてはこちら↓
最後に
島根で購入した粒うにをかまぼこに乗せていただいてみました。
弾力のある美味しいかまぼこに、ウニがとても合いました。
昔は、箱根で働いていて、何度も通ったていた小田原・箱根ですが、
その時は電車とバス移動であり、箱根旅行に行く時も小田原を車で走ることはあまりなかったため、今回小田原を少し知ることができたことが、とても有意義でした。
あんなに通っていた場所でも、知らない場所が多いことを知り、今回の坂東３３観音巡りでは、新たな発見に出会わせてくれる素晴らしい機会になりました。
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