明るい農村
空港から霧島神宮に向かう途中の霧島のふもとに「明るい農村」焼酎蔵を発見しました。
今回の鹿児島旅行の目的は、焼酎蔵を回り焼酎の買い付けでしたので、偶然に焼酎蔵を発見できたことは有難いことでした。
また、大きな焼酎蔵であり無料の焼酎蔵の見学もできることも嬉しい喜びでした。
霧島神宮についてはこちら↓
アクセス
鹿児島県霧島市霧島田口564-1
0995-57-0865
営業時間:9時~17時
休業日:1月1日~1月3日
鹿児島空港から車で30分。
JR霧島神宮駅から車で約5分
直売所・無料試飲
直売所の前にある駐車場に停めると、予約などをしていないで突然伺ったのですが、お店の方が笑顔でお出迎えをしてくれました。
初めに直売所の建物にある、無料試飲をご紹介してくれました。
ご自由に無料試飲をすることができ、主人が嬉しそうに試飲を楽しんでいました。
無料試飲場所には、大きな明るい農村のボトルがあり、ひよがビックリしているとお店の方が「このボトルを持って記念撮影をしてもいいですよ~」とおっしゃっていただいたので、早速ボトルで写真をとりました。
しかし、思った以上の重たさでビックリでした。
蔵のこだわり
ゆたかな自然環境
創業明治44年(1911年)
日本で最初の国立公園に指定された霧島のふもと、この大自然に囲まれた地に、蔵はあります。
とても美しいところです。
蔵の名は、2005年11月7日の霧島市への市町村合併でなくなってしまった「霧島町」の地名を残したいと、霧島町蒸留所という社名に変更しました。
天孫降臨で知られる霊峰、高千穂峰(たかちほのみね)が、蔵からよく見えます。
四季折々の表現とその壮大な姿は、見る人に感動を与えます。
蔵においでになる際には、この景色の是非お楽しみください。
引用:明るい農村HPより
伺った日は、雨が降っていたのですが、蔵の横には川が流れていて自然に囲まれて空気の良いこの地で作られる焼酎は美味しいの間違いないなと感じるほどでした。
おいしい天然水
焼酎の仕込みに使う水、お茶を入れる水、洗い物に使う水。
わたしたちが、蔵で使う水のすべては、地下105mからの、ミネラル豊富な天然水(地下水・中硬水)です。
1000m級の霧島連山の大地のフィルターによって、磨き清められた、おいしい水で焼酎を仕込みます。
この水と焼酎がなじみ、焼酎が更にまろやかになっていきます。
自然の恵みによって焼酎造りができることに、日ごと感謝しています。
引用:明るい農村HPより
蔵見学
かめ壺焼酎「明るい農村」製造元・霧島町蒸留所蔵見学
年明け3日以外いつでも見学することができます。
見学時間:9時~17時まで
見学時間:15分くらい
料金:無料
予約:10名以上の際は、事前にご予約が必要ですが、少人数の場合予約なしで大丈夫です
人数:おひとり様~40名様程度まで(団体様は10数名のグループに分けてご案内)
駐車場:8台(大型バス可)
ひよ夫婦が伺った時は、ちょうどひよ夫婦以外に2組のお客様がいらしていました。
同じ時間にちょうどおもしろいように来店していて、みんなでワイワイ無料試飲を楽しんだあとに、6人で蔵見学をになりました。
お店の方が案内と説明をしてくれるのですが、この方の素晴らしい案内の姿にひよ夫婦は感動しました。
顔を私たちにみえるようにして説明をしながら後ろ歩きをして進んでいくのです。
しかも、どのあたりで曲がるのかを把握しているので、上手に後ろ歩きをしながら曲がり、丁寧にわかりやすく説明をされる姿に興味津々になりました。
途中、説明よりも後ろ向き姿で曲がる姿のほうに興味が向いてしまいました。
明るい農村は、焼酎の美味しさだけでなく全てのスタッフのお客様への心使いが素晴らしいところです。感動しました。
直売所の隣には、実際に焼酎を造られている製造場があります。製造場のそばに来ると、さつま芋やお米を蒸している香りがしてきます。
製造場の中は、ガラス越しになっていて、中で蔵人が作業している様子をみることができます。様子を見ながら5分くらい製造場で説明をしてくれました。
焼酎造り過程
1、米麹づくり
米を蒸し麹をつけます。
2、1次仕込み
米麹をかめ壺にうつし、水と酵母を加えて発酵させます。
3、2次仕込み
蒸した芋を加え、さらに発酵させます。
4、蒸留
発酵があわったら「もろみ」を蒸留機に入れ原酒をとりだします。
5、貯蔵
原酒をかめ壺やタンクで貯蔵します。
6、和水・瓶詰
霧島山系のおいしい水で和水し、瓶につめてできあがり!
奥の方に、明るい農村独特の「丸い形」のかめ壺が埋め込まれています。
かめ壺で造られた焼酎は、まろやかでなめらかな口あたりで、石のような、土のような、花のような複雑な深い風味が感じられるようです。
ミネラル成分が多く含まれていて、和食のほかチーズにも合う焼酎。
無料試飲場でも、かめ壺焼酎を試飲することができます。
蔵元試飲場では、「蔵元限定品」の焼酎も試飲することができます。
今回、蔵元限定品の一番人気「3年古酒」がとても美味しく、主人のお気に入りで3本購入していました。
かなり美味しかったみたいで、家にかえってからひよもいただいてみると、芋臭くなくほんのりした甘味と、優しい口さわり。水の美味しさをすごく感じました。
一番人気なのもわかりますね。
スピリッツ・コンペティションGOLD MEDAL受賞
ロサンゼルス国際スピリッツ・コンペティションでGOLD MEDAL受賞された季節限定。今だけフレッシュな味の2019年新焼酎もありました。
赤芋ハツダレ
季節限定も気になりましたが、ひよが気になったのは、季節限定の横にあった「赤芋ハツダレ」です。
1500kgの赤芋から、わずか10ℓしか取れない稀少な赤芋のハツダレ。
赤芋特有のやわらかな甘みとフルーティーな香りがするアルコール度数44度の焼酎です。
ジンのような風味の焼酎であり濃厚な味わいで素晴らしく美味しいです。
黄金ハツダレ
「赤芋ハツダレ」のほか「黄金ハツダレ」もありますが、「赤芋ハツダレ」のほうが芋の風味を感じ、お料理にも負けない味わいだなと思いました。
「黄金ハツダレ」も素晴らしく、どちらにするかすごく悩みましたが今回「赤芋ハツダレ」にしました。
「至福のひとしずく」黄金ハツダレは、高濃度の部分を80日間にわたって、毎日10ℓずつ摂取、かめ壺にて熟成した稀少な絶品です。
黄金千貫ならではの、芳醇な香りとキレの良い甘さを堪能してください
引用:黄金ハツダレお店説明より
明るい農村原酒
他に気になったのは、蒸留後水を一滴も加えていない「明るい農村の原酒」です。
アルコール度数36度以上でロックでゆっくり味わう原酒です。
「美しい日本の農山漁村」は、蒸留後に一滴の水も加えず、アルコール度数36度以上のものを、不純物を取り除く程度の、荒ろ過で瓶詰します。
本来なら、蔵人たちにしか味わうことのできない、荒ろ過の原酒です。
農村の魂と汗の結晶である、さつま芋(鹿児島県産)と米(国内産)、そして霧島山系の清水から生まれた3石甕の、明るい農村の原酒。焼酎本来の芳醇で、濃厚な風味をストレートやロックでお楽しみください引用:明るい農村HPより
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最後に
今回の鹿児島旅行で、素晴らしい焼酎蒸留蔵元に出会うことが出来ました。
鹿児島にはたくさんの蔵元がありますので、いろいろな蔵元めぐりの旅がしたくなりました。
しかし、こちらの霧島町蒸留所の焼酎は、風味の味わい・口さわりのやわらかさが素晴らしく、「明るい農村」の虜になりました。
今では、霧島に来ると必ず立ち寄る酒蔵であり、お取り寄せもするほどお気に入りです