出雲 界
今回の出雲旅行では、
2022年11月にオープンした「星野リゾート 界 出雲」に宿泊しました。
出雲神話が根付く日御碕(ひのみさき)は、日本の夜を護る聖地となっております。
お部屋から眺めることができる、水平線に沈む夕日・暮れゆく宵闇・昇る朝日を望むことができます。
お部屋の様子
界 出雲のご当地部屋「彩海の間」は、色彩の変化h¥が豊かな海をモチーフとしたお部屋です。
灯台側和室は、夕陽とのコンスラストを楽しむために、藍色を基調としています。
海側和室は、朝日に染まる「かわたれ時」をイメージした明るい配色が特徴になっています。
特別室は、夜の海の美しさ、静けさを表現した「朧月夜(おぼろ月夜)」をイメージしたお部屋になっています。
今回は、海側和室の明るい配色のお部屋に宿泊しました。
時間と共に変わる色彩の変化がとても美しく、部屋専用のテラスから眺める海の風景が美しいです。
ふわくもスリーブ
「界 出雲」も「ふわくもスリープ」ベッドです。
「ふわくもスリープ」とは、100年の歴史がある星野リゾートと、日本初のベッドメーカー「日本ベッド」が共同開発をされたマットレスです。
今回も、一瞬にして眠りにつくことができました。
「ふわくもスリープ」ベッドの「界 霧島」の様子についてはこちら↓
部屋専用のテラスが広く、お天気が良い日はテラスでのんびり過ごすのもいいですね。
今回は、雨模様でしたので、テラスの利用はできなかったのですが、小雨になった時にテラスに出ると、目の前に広がる海の風景に癒されました。
コンセプト
出雲神話が根付く日御碕(ひのみさき)に位置し、「灯台と水平線を望むお詣り支度の宿」をコンセプトとされています。
日御碕は、日本の夜を譲る聖地と言われていて、水平線に沈む夕陽、暮れゆく宵闇、昇る朝日を望む絶景を楽しむことができる「界 出雲」です。
「出雲松島」「出雲日御碕灯台」を眺めることができます。
お部屋にはお風呂はなく、開放的なシャワールームがあります。
お部屋からも、テラスからも出入りができるシャワールームです。
シャワールームの横には、専用テラスでゆっくりできるスペースがあります。
海の音・鳥の囀り・木々の音を聞きながら、リラックスができるスペースです。
大浴場
「界 出雲」には大浴場が1階にあります。
「界 出雲」の温泉は、塩化物を多く含む泉質です。
出雲大社へお詣りする前に心身を穏やかに解放し、身を清める「禊ぎ湯」としても良い泉質になっています。
いろいろな場所の温泉を入ったひよ夫婦ですが、「界 出雲」の温泉の泉質は素晴らしく、お肌がツルツル美肌になりました。
また、この温泉に入りにきたくなるほど、お気に入りの温泉になりました。
星野リゾート「青森屋・元湯」の温泉のお気に入りですが、
青森屋と同じくらいの素晴らしい泉質でした。
かわたれテラス
「界 出雲」2階に、「かわたれテラス・トラベルライブラリー」があります。
島根の神社や神話・温泉をはじめとした文化・観光に関する書籍がたくさん揃っています。
24時間利用することができ、ドリンクも無料でいただくことができます。
「かわたれテラス」にもテラスがあり、自然の風・音を感じられるスペースになっております。
「出雲松島」と水平線を眺めることができ、時間の流れをゆっくり感じることができます。
この日はあいにくの雨模様でしたので、利用はできませんでしたが、
晴れた時にのんびり過ごしたくなるスペースでした。
ご当地楽
「界 出雲」で一番楽しみにしていたイベントは、
島根伝統「石見神楽」です。
「界 霧島」の「天孫降臨」演舞が感動しましたので、
今回の「界 出雲」の演舞も心待ちだったのですが、
今回はあいにくの雨模様のため、
外の舞台は使用できず、1階のスペースにて演舞を開催してくれました。
島根伝統「石見神楽」
「石見神楽」はもともとは「神様に棒げる舞」だったものが、徐々に民衆に広がっていったものです。
上演された演舞は、出雲神話に基づいた「国譲り」という演目です。
国譲り
「国譲り」とは、天上の国である、高天原から遣わされた、
天照大御神(アマテラスオオミカミ)の使い経津主命(フツヌシのコミト)と、
出雲国を治める大国主命(オオクニヌシノミコト)の息子・建御名方命(タケミナカタノミコト)が、
国をかけて戦いを繰り広げる物語です。
体験時間:約20分
参加費:無料
予約:不要
場所:本館1階ご当地楽広場
現代湯治ウォーキング
今回の「界 出雲」での目的のもう一つは、
朝のウォーキングです。
「界 出雲」のすぐそばに「日御碕灯台」があり、灯台周辺を1周ウォーキングすることができます。
ご紹介してくれたウォーキングコースは、0、8キロ(15分)ほどのコースでしたが、ひよ夫婦は、「日御碕灯台」→「日御碕神社」→「日御碕灯台」の1時間くらいのウォーキングを楽しみました。
海沿いのコースであり、海風を感じながら絶景を眺めがらのウォーキングは最高でした。
ウォーキングの後の温泉は格別ですね。
先付け
出雲そばの薯蕷寄せ
煮物椀
南京のすり流し
大根餅の揚げだし
棒蟹 花麩
宝楽盛り(八寸)
ずいきの土佐和え
錦玉子
鴨薫製とりんごの串
ずわい蟹小袖寿司
蟹と菊花の巻き
ファアグラ干し柿
寄せ蕪香煎揚げ
お造り
お造り取り合わせ
酢の物
系もずく酢
蓋物
蟹の養老蒸し
銀餡
揚げ物
蟹の絹糸揚げ
レモン サラダ仕立て
焼き物
和牛と十六島海苔の小鍋
食事
生姜と三つ葉の土鍋ごはん
留椀 香の物
甘味
「葡萄神話」(島根ワイナリー)
一時くのサバラン仕立て
朝食
- 焼き魚
- 玉子焼き
- 昆布梅
- 牛の生姜煮
- 彩りなます
- 豆腐
- 長岡屋 厚焼き
- 長岡屋 あご野焼き
- 赤天
- あらめ磯鍋
- 白米
- しじみ汁
- 香の物
- ヨーグルト
あらめ磯鍋
「あらめ」という海藻
魚のすり身と唐辛子が練り込まれた天ぷら「赤天」
顎が練り込まれたちくわのようなもの
が島根の特産品です。
星野リゾートのお食事では、特産物を使った料理を味わうことができるのも嬉しいですね。
星野リゾートで「あらめ」「赤天」の味を知り、
とても美味しかったので、お土産に購入しました。
「あらめ」は煮物にすると、味が染み込み・やわやかくて美味しく、
お気に入りの海藻になりました。
あらめとは?
あらめは、コンブ目レッソニア科アラメ属に属する褐色の褐藻。
隠岐の特産物のアラメは、水深2mから3mの浅い場所や港などに生えています。
デコボコと荒い表面が名前の由来とされています。
「ミネラルの宝庫」と言われるように、「カルシウム、ヨウ素、鉄」などミネラル。
食物繊維・β-カロテン・タンパク質・フロロタンニン(海藻ポリフェノール) の栄養素が多く含まれています。
最後に
星野リゾート「界」の「ふわくもスリープ」ご当地演舞の魅力にハマってしまったひよ夫婦です。
星野リゾートでは、ご当地の文化・食事・芸術を知ることができる素晴らしい宿ですので、最近は星野リゾートばかり宿泊してしまいます。
日本の魅力を知るには、星野リゾートで宿泊するのがとても参考になります。
今回初めて伺った「出雲」の国ですが、観光・文化・食事とすべてが素晴らしく、
また伺いたくなる場所です。
今後は、そのほかの「島根」の場所にも伺ってみたいです。
ひよ夫婦インスタ
「界 出雲」の様子をGOPROで撮影しインスタにあげています。
写真では伝わらない、素敵な雰囲気の風景を撮ってみました。
1分くらいの動画です、BGMと共に動画が楽しめれるようになっています。
お時間がありましたら、どうぞご覧くださいませ。
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