ひよ夫婦smile・グルメ旅行記

アラフィフ夫婦の旅行・BROMPTONサイクリング・グルメなど。夫婦2人で笑顔あふれる趣味生活を綴っています

琵琶湖にあるパワースポット!琵琶湖に浮かぶ2番目に大きな島・竹生島の魅力【琵琶湖旅行】

日本遺産 ・琵琶湖疏水

2020年6月「琵琶湖疏水(京都と大津を繋ぐ希望の水路 琵琶湖疏水~舟に乗り、歩いて触れる明治のひととき)が日本遺産に認定されました。

日本遺産とは?

文化庁が、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として認定するものです。

ストーリーを語るうえで不可欠な魅力ある有形無形の文化財群を総合的に活用し、

国内外へ発信していくことで、

文化財群を有する地域の活性化を図ることを目的としています。

引用:日本遺産琵琶湖疏水

今回、琵琶湖に浮かぶ2番目に大きな島「竹生島」に訪れました。

「竹生島」に行きたいと思ったのは、

GINZA SIXの観世能楽堂「新春能」にて、「竹生島」を拝見してから、

伺ってみたいと感じました。

古来より破れを除き、病を癒すものとして祀られてきた水。

「竹生島」には「水の浄土」の教主・薬師如来が祀られ、

多くの人々の信仰を集められており、パワースポットとしても有名な場所となっております。

GINZA SIXの観世能楽堂「新春能」についてはこちら↓

www.lepommier.work

竹生島

琵琶湖に浮かぶ2番目に大きな島の竹生島は、島の名前の由来が「神を(いつ)く島」と言われ、古くから仰の対象とされてきました。

戦国時代に豊臣秀頼が寄進した「都久夫須麻神社本殿」と「宝厳寺唐門」や「日本三弁天」で知られています。

古来より浅井姫命が鎮座し、付近を通る船の安全航行を守る神として地域に根付いています。

竹生島クルーズ

「竹生島」に向かうには、竹生島クルーズにて島に上陸する方法しかありません。

琵琶湖はとても広く、「竹生島」に向かう航路には「長浜航路」「今津航路」から向かう方法があります

今回は、「長浜港」から「竹生島」に向かう方法を選びました。

「長浜」は美味しいグルメ・観光地があり、「琵琶鱒」や「黒壁スクエア」に伺ってみたいと思ったため、「長浜港」を選びました。

長浜航路 詳細

乗船時間:35分(片道)
乗船料:大人3400円(往復)/ 小学生1700円

便数:

1、8:50長浜港発 ー 9:25竹生島着 (上陸時間90分)

  10:55竹生島発 ー 11:30長浜港着

2、10:15長浜港発 ー 10:50竹生島着 (上陸時間90分)

  12:20竹生島発 ー 12:55長浜港着

3、11:40長浜港発 ー 12:15竹生島着 (上陸時間90分)

  13:45竹生島発 ー 14:20長浜港着

4、13:05長浜港発 ー 13:40竹生島着 (上陸時間90分)

  15:10竹生島発 ー 15:45長浜港着

5、14:30長浜港発 ー 15:05竹生島着 (上陸時間85分)

  16:30竹生島発 ー 16:30長浜港着

* 季節・繁忙期により、便数の変更あります。

「琵琶湖汽船」HPより予約することができます。

琵琶湖汽船HP↓

www.biwakokisen.co.jp

今回、朝一番の8:50長浜港を予約しました。

長浜港のりばには、無料の駐車場がありましたが、

満車になるほど、竹生島に向かう人がとても多かったです。

竹生島

竹生島は、西国33所観音霊場めぐりの30番札所であり、

そのため、西国巡りをされる方も多いですが、

若いお寺好きの人や家族連れの方も多くいらしていました。

両国33ヶ所観音霊場とは、ひよ夫婦が現在巡礼している「坂東33所観音霊場」と同じで、大阪・兵庫など関西方面にあります。
竹生島は周囲が2kmほどの小さな島です。

上陸時間が90分なのですが、

ゆっくり回っても時間が余るくらいの時間設定になっていました。

竹生島には、いくつかのお寺が建っておりますが、民家はありません。

竹生島の港の付近に、飲食店・お土産屋があり、帰りの船が来るまでの間に利用される方が多かったです。

長浜市の沖合にある琵琶湖で2番目に大きな島「竹生島」です。

琵琶湖八景のひとつに数えられ、

平家物語の『竹生嶋詣』や謡曲『竹生島』にも神秘的な美しさを秘めた島として登場しています。

また、パワースポットとしても知られ、島全体が神秘的な空気に包まれており、

パワーをもらいに多くの人が訪れます。

宝厳寺弁才天堂

竹生島宝寺の本尊は「弁才天」。

寺伝によると神元年(724)、聖武天皇が天照皇大神の神託により僧行基に勅命し弁才天を祀ったのが始まりと言います。

本尊の弁才天像は、江戸時代まで島の東側の弁財天社(現、都久夫須麻神社本殿)に安置されていました。

しかし、明治時代の神仏分離によって弁財天社は

都久夫須麻神社本殿と定められたため、

明治4年(1871)、やむなく弁才天後は塔頭妙覚院の仮堂に仮安置されました。

以来66年間、弁才天堂の造営は未着手のまま時が流れましたが、

昭和12年(1937)6月、ようやく起工式を執り行うまでに至りました。

しかし、翌月には盧溝橋事件が発生。

日中戦争が勃発し半ば事業も中止状態になってしまいます。

この事態を憂慮した東京在住の事業家富太郎は、自ら建局長の任に着き、広く篤志を募る一方、巨万の私財を投じ遂に昭和17年(1942)10月、太平洋戦争中にも関わらず完成させたのが現在の弁才天堂です。

引用:案内看板

お願いだるま

「宝厳寺弁才天堂」に入ると、赤い可愛いだるまがたくさん並んでいました。

「弁天様の幸せ願いダルマ」と言い、

お願いだるまの中に願い事を書いた紙を入れて奉納すると、

その願い事が叶うとされています。

願いが叶いますように、

しっかりお願いをしてきました。

宝厳寺三重塔

三重塔は本来、釈迦の舎利(遺骨)を納める仏塔の一つです。

竹生島の三重塔は、「竹生島勧進状」「菅浦与大浦下荘堺絵図」「竹生島祭礼図」

等によりその存在が中世から確認できますが、江戸時代初期には廃絶したようです。

以来約350年間再建されることはありませんでしたが、

宝厳寺の積年の念願が成就し、平成12年(2000)現在の三重塔が完成しました。

設計に当たっては、中世以来竹生島の宮大工を務めた阿部家に残されていた設計図を参考にし、現代の宮大工が6年の歳月をかけて建立しました。

引用:案内看板

宝厳寺観音堂

西国三十三所観音霊場の第三十番札所。

秘仏の千手眼観世音立像は、十一面四十二の等身仏。

その名の通り千手を表した掌にはそれぞれに一眼を持ちます。

観音堂も唐門同様、豊臣秀頼の命により京都から移築してきたものであります。

国宝唐門

豊臣参吉の大坂城唯一の頃柄

『唐門」とは、唐破風(中央が高く、左右になだらかな曲線で垂れる破風)をもつ門という意味です。

この「唐門』は、京都東山の豊国南(参吉の亡がらを葬った所)に建っていたものを、慶長7年(1602)豊臣秀頼の命により片桐目元を普請奉行として移築されたものと考えられています。

移築の際、土地の条件から観音堂に接して建てられています。

檜皮葺、建物全体を総黒塗りとした上に金鍍金の飾金具が散りばめられ、

虹染中央の蟇股の周囲には鳳凰や松・兎・牡丹の彫刻を、

二枚の大きな桟唐戸や壁には牡丹唐草の彫刻を極彩色塗りで飾っています。

豪華絢爛と言われた桃山様式の『唐門」の代表的遺構です。

引用:案内看板

宝厳寺渡廊

重要文化財

慶長8年(1603)

宝厳寺観音堂と都久夫須麻神社本殿を結ぶ渡り廊下。

竪連子窓を両側に配し、彫刻や天井板を廃したシンプルなデザインは、

唐門・観音堂・都久夫須麻神社本殿とは少し趣を異にします。

引用:案内看板

急斜面に建つため床下は足代を組んだ舞台造。

豊臣秀吉の御座船「日本丸」の部材によって建てられたという伝承を持つことから

別名「舟廊下」と呼ばれています。

引用:案内看板

かわらけ投げ

都久夫須麻神社には、びわ湖に突き出した所に竜神拝所があります。
「都久夫須麻神社」では、土器(かわらけ)に願い事を書き、

湖面に突き出た宮崎鳥居へと投げるかわらけ投げがあります。
投げたかわらけが鳥居をくぐれば、願い事が成就するとも言われています。

「厄除」と彫られた素焼きの小さなお皿2枚のうち、

1枚には自分の名前。

そして、もう1枚には願い事を書きます。

鳥居をくぐることはできませんでしたが、

最近の主人の運気は上昇中です(笑)

最後に

今回、竹生島では、あいにくの雨で、島の全体の雰囲気の写真を撮ることができませんでしたが、こじんまりとした「竹生島」は、パワーを感じる素晴らしい島でした。

ひよ夫婦は、関東を中心とした「坂東三十三観音巡礼」をしていますが、

関西を中心とした「西国三十三観音巡礼」もとても有名です。

亡き叔母も巡礼をされていたので、叔母はこの地にも伺ったのでしょうね。

と、しみじみ感じてしまいました。

琵琶湖の雄大さには、本当にびっくりしてしまいます。

鹿児島の桜島の火のパワーに魅力を感じ、

そして、桜島に続いて、琵琶湖の水のパワーにも魅力を感じてしまい、

何度も訪れたくなる素晴らしい琵琶湖です。

ひよ夫婦インスタ

「竹生島」の様子をGOPROで撮影しインスタにあげています。

写真では伝わらない、素敵な雰囲気の風景を撮ってみました。

約1分くらいの動画です、BGMと共に動画が楽しめれるようになっています。

お時間がありましたら、どうぞご覧くださいませ。

www.instagram.com

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