大洲
愛媛県大洲市は、大洲城のほか、清流肱川での鵜飼いや城下町の懐かしさを感じる街並み。ロケ地でも有名な「おはなはん通り」。
いもたきなどのグルメなど数多くの観光地・グルメがあります。
また平成16年天守復元工事が完成し、魅力的な内装になっている「大洲城」と建築美を極めた風雅なただずまいの「臥龍山荘」はおすすめ観光地になっています。
平成30年の「西日本豪雨」により肱川が氾濫し、大洲市の街並みは水害にあいました。
しかし、現在は街も人たちも前向きに、いろいろな観光客をお越しいただくために、いろいろな新しい観光地や旅館を増やして頑張る姿をみて私たちも元気をいただけます。
今回は、法要のために大洲に帰ったのですが、時間があり大洲のいろいろな魅力観光地をご紹介していきます。
西日本豪雨後に大洲にうかがった時について書いています↓
大洲城 アクセス
JR伊予大洲から徒歩約25分、タクシー約5分。
松山自動車道の大洲ICから約10分の場所にあります。
愛媛県大洲市大洲903
0893-24-1146
営業時間:9時~17時(礼止16時30分)
年中無休
大洲城
戦国時代に戸田勝隆、藤堂高虎らが城主となった大洲城。複合連結式4層4階の天守閣が特徴であり、4階の天守閣から眺める大洲の街並みと肱川がとても魅力的です。
平成16年天守復元工事が完成した内装は、いろいろな展示物や中央の吹き抜け部分などの城郭建築特有の木組みも見所です。
チケット
令和元年10月1日から消費税の税率が10%へ引き上げられることに伴い、大洲城の観覧料が改定されています。
*普通券 大人¥500→¥550/小人¥200→¥220
*共通券 大人¥800→¥880/小人¥300→¥330
共通券は「大洲城」と「臥龍山荘」になります。
「臥龍山荘」は大洲城から少し離れたところにあります。
大洲城HP
臥龍山荘
肱川随一の景勝地で、臥龍淵にひ臨む約3000坪の山荘であり、
臥龍院・不老庵・知止庵の3棟が国指定重要文化財になっています。
自然との共生を重んじた見事な日本建築と庭園が魅力的な観光スポットです。
「大洲城」と共に「臥龍山荘」を観覧する共通券がおすすめです。
共通券は大洲城内の受付窓口で購入することができます。
大洲城歓迎旗ふり
JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」が鉄橋をゆっくり渡るとき、大洲城本丸からのぼり旗を振って歓迎しています。
開催日は毎週土・日・祝日(時間:15時16分頃・16時25分頃)
無料で参加することができます。
武将なりきり
本格的に甲冑が着れる武将なりきり体験が、お一人様500円(小人200円)できます。
着付け時間は約8分で職員さんが着付けてくれ、撮影時間は10分以内で楽しむことができます。
また、毎月第3土曜日14時から「大洲藩鉄砲隊」の演武が開催されています。
伊予灘ものがたり
大洲城から見える風景です。
ちょうどアンパンマン列車が走っていました。
チケットがなかなか取れなくて有名なJR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」
「伊予灘ものがたり」の列車からも優雅な大洲城を眺めることができ、「伊予灘ものがたり」の時間に合わせて、街の方々があちこちで仮装などをして旗を振る姿がみることができるスポットもあります。
松山から伊予灘の穏やかな瀬戸内海の風景とともに、お料理をいただける観光列車です。ちょうどひよ夫婦が観光していたときに「伊予灘ものがたり」の団体観光客と出会いました。
「大洲城」「臥龍山荘」と大洲の街並みを観光して夕暮れを眺める観光列車に乗りながらの関西から来られた団体さんでした。いいですね~。
ひよ夫婦も1度は「伊予灘ものがたり」乗ってみたいです。
伊予灘ものがたりHP
天守復元
大洲城天守は、江戸時代の古絵図をはじめ、江戸時代に作られたと思われる天守雛形、明治時代に作られた古写真などの史料があり、往時の姿を正確に復元できる日本でも数少ない天守です。
大洲城天守の復元は、これらの資料研究の集大成なのです
引用:大洲城HPより
大洲城の中には、集大成の修復した様子・昔の様子などいろいろな模型や甲冑などありました。
天守に登るときに、急勾配の階段が続いています。
かなりの急勾配で途中の階段からスリッパを脱いでから登らなければいけないほどの、すごい階段が続いています。
ほとんど壁に近いですよね。
這い上がるようにして登りました。
降りるときは「頭上に注意」の張り紙もあり、天守4段まで登り降りすると城郭建築特有の迫力ある木組みを楽しみながらみることができます。
大工さんが書いた文字のような字も、階段を降りるときにみることができます。
松本零士
大洲城にはたくさんの有名人もいらしています。
「銀河鉄道999」で有名な漫画家の松本零士さんは、大洲市新谷にゆかりがあり「ふるさとからの旅立ち」の絵が飾られていました。
ふるさとからの旅立ち
この絵は、新谷小学校校舎改築に伴い、大洲市にゆかりの深い漫画家の松本零士氏が原画を制作し、それを壁画として忠実に再現したものです。
松本氏は、太平洋戦争末期、母親の実家のある新谷に疎開し、小学校1年から2年間を過ごしました。この絵には、松本氏が疎開中に仲間たちと遊んだ母親の実家近くの田畑や、列車が走る風景、本校の校歌にも歌われている新谷のシンボル的な神南山のある風景が描かれており、それらにまつわる多感な少年時代の記憶は、後の「銀河鉄道999」などの多数な作品に大きな影響を与えています。
松本氏は、子どもたちが郷土を心から愛し、さらなる郷土の発展に貢献してくれることを願って、この原画を描いてくださいました。
引用:大洲城内絵のパネルより
最後に
愛媛県大洲市は魅力がたくさんあります。
今回、一緒に主人のお父さんが案内役としていろいろ話をしてくれながら、昔話もしながら面白く大洲を紹介してくれました。
結婚してから、ゆっくり大洲を観光するのは初めてで、とても面白く素敵な街並みに心身癒されました。
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