島根県・出雲
今年は、初めての県「島根県」の旅行に行きました。
神々の島「出雲」
出雲の魅力的な観光・グルメの宝庫で、何度も伺いたくなる「島根県」でした。
神々の県に伺う羽田空港での朝は、素敵な朝日がお出迎えをしてくれました。
出雲の国
今回、初めて「出雲大社」に伺ったのですが、
「出雲大社」参拝する前に、伺う場所があります。
まず初めに、神様が降り立った場所である「稲佐の浜」に向かうことです。
「稲佐の浜」の砂を取りに行ってから、「出雲大社内にある素鵞社(そがのやしろ)」の砂と交換する。
素鵞社(そがのやしろ)で交換できる砂を持って帰ると、「邪気を払い・福を呼ぶ」と言われています。
しかし、素鵞社(そがのやしろ)の砂を持ち帰るのにはルールがあり、
「稲佐の浜」の砂を持って、同じ量(または少なめの量)を持って帰るルールがあります。
稲佐の浜
「稲佐の浜」とは、
出雲大社の西方1kmにある海岸で、
「国譲り、国引き」の神話で知られる浜です。
浜辺の奥に大国主大神と建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)が国譲りの交渉をしたという屏風岩があり、海岸の南には、国引きのとき、島を結ぶ綱になったという長浜海岸(薗の長浜)が続いています。
稲佐の浜・情報
住所:出雲市大社町杵築北稲佐
駐車場 :有り (普通車23台、軽自動車2台)
交通アクセス : JR出雲市駅から一畑バス【日御碕線】で「稲佐の浜」下車、徒歩すぐ(約40分:1日4本のみ)
一畑バス「出雲大社連絡所」から徒歩13分(約1km)
出雲大社から車で3分
出雲大社から徒歩15分(約1.2km)
稲佐の浜・弁天島
稲佐の浜に一際目立つ丸い島があります。
地元では「べんてんさん」と呼ばれて親しまれている島で、かつては稲佐湾のはるか沖にあったため、沖ノ御前、沖ノ島と呼ばれていました。昭和60年前後までは、島の前まで波が打ち寄せていましたが、近年急に砂浜が広がり、現在では島の後まで歩いて行けるようになりました。
神仏習合の頃には「弁財天」が祀られていましたが、明治のころから豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られています。
引用:出雲観光ガイド
交換用の砂
出雲大社・素鵞社(そがのやしろ)での、交換用の砂を持ち帰る時、
「ビニール袋・ビニール手袋(またはスコップ)」持参が大切です。
稲佐の浜では、持参するアイテムは何もないため、砂を持っていく道具がないと、持っていくことができないです。
「稲佐の浜」にいくときは「ビニール袋・ビニール手袋(またはスコップ)」忘れず持参が必要です。
一の鳥居・宇迦橋の大鳥居
「稲佐の浜」で砂をとりに行った後、
「一の鳥居・宇迦橋の大鳥居(鉄筋コンクリート製)から順番に向かいました。
現在「一の鳥居・宇迦橋の大鳥居」が工事中で、下をくぐることはできませんでしたが、鳥居のそばで一礼をして進みました。
「一の鳥居・宇迦橋の大鳥居」を通ると、「出雲大社」まで続くまっすぐ伸びる神門通りです。(写真は出雲大社から撮り、一の鳥居が見えています)
神門通りには、数多くのお店が並んでいて、グルメ・ショップ・体験などなど揃っています。
お店巡りは、出雲大社参拝後にゆっくり楽しみたいと思います。
美味しいチキンバーガー店を見つけたことも、またブログで紹介しますね。
二の鳥居・勢溜の大鳥居
出雲大社境内の一番南、正門にあたる広場を「勢溜」といいます。
二の鳥居は、木製の大きな鳥居で、
八百万の神々が 稲佐浜から出雲大社へとお通りになられる神迎(かみむかえ)の道が続いています。
出雲大社・参拝順路
1、二の鳥居(勢溜の大鳥居)前でおじぎをし、神様にご挨拶。
2、祓社(はらえのやしろ)で、心身の邪気を祓い清めます。
3、手水舎で手と口をお清め。
4、三の鳥居を通り、拝殿に参拝。
5、東十九社側から周り、八足門に参拝(本殿に参拝)
6、西十九社側から周り、横から見える本殿に参拝(一番本殿に近い場所・賽銭箱がある)
7、本殿の奥にある素鵞社に参拝(砂交換)
8、神楽殿に参拝(大きなしめ縄ある場所)
出雲大社・作法
神社参拝時の作法として、「二礼二拍手一礼(二拝二拍手一拝)」が一般的ですが、
「出雲大社」では、ほかの神社の二拍手とは違って「四拍手」で拝礼を行います。
拝礼作法は「二礼・四拍手・一礼」という形になります。
祓社(はらえのやしろ)
二の鳥居・勢溜の大鳥居参道を進むと、神社では珍しい下り参道が続きます。
下り参道を少し進むと、右側に「祓社(はらえのやしろ)」があります。
まず初めに、祓社(はらえのやしろ)で心身の邪気を祓い、清めます
祓橋
祓社(はらえのやしろ)での参拝が終わり、下り参道を通っていくと、
「祓橋」があります
三の鳥居(松の参道の鳥居)
「祓橋」を渡ると
鉄製の三の鳥居(松の参道の鳥居)が見えてきます
松の参道は三つに分かれており、
真ん中の三の鳥居がある道は昔、皇族や貴族、勅使だけが通る事が出来る道でしたが、今は松の木の根を保護するために、参道の両側の道を通ることができます。
手水舎
手水舎で手と口を清めます
四の鳥居・銅の鳥居
最後の鳥居、「四の鳥居・銅の鳥居」が一番拝殿に近い鳥居です。
「銅の鳥居」を抜けると目の前に拝殿があります。
拝殿
拝殿には重さ1トンものしめ縄が下がっています。
でも、よく観光本などで紹介されているしめ縄より小さく感じますね。
神楽殿
そうなんです。
大きなしめ縄は、違う場所にあり、
結婚式などが行われる「神楽殿」にあります。
「神楽殿」は出雲大社の敷地のすぐ横にあります。
拝殿の横にある、庁舎の横から小さな橋を渡ったところにあります。
大きなしめ縄
「神楽殿」のしめ縄は、長さ約13メートル、重さ5.2トンです。
拝殿の1トンも大きいのですが、「神楽殿」の大きさはすごいです。
見る場所が違う場所にあるため、見るのを忘れそうになりますが、
「神楽殿」の参拝も参拝順路に入れておかなくっちゃね。
八足門
さてさて、出雲大社に戻りまして。
拝殿のすぐそばに「八足門」があります。
「八足門」が一番御本殿に近い門であり、一般の人はここから先には入ることができません。
「八足門」で御本殿に参拝をします。
「八足門」のそばに、
平成12年に発掘された3本の大木を束ねた巨大柱が示されています。
「出雲大社」の東隣に、「古代出雲歴史博物館」では、発掘された巨大柱の実物や復元模型が展示されています。
模型・古代出雲大社
「古代出雲歴史博物館」では、発掘された巨大柱がこのような作りをされていた模型が展示されていて、天に登る階段のような御本殿の道の凄さに感銘を受けます。
十九社
旧暦十月には全国の神々が「出雲大社」集まります。
そのため出雲では、「神無月(かんなづき)」ではなく、神在月(かみありづき)」と呼ばれています。
全国の神々が出雲に集う旧暦の10月。
出雲大社では、全国から集う八百万の神へと奉げるさまざまな神事が執り行われ、
我が国の繁栄や安寧・縁結びや五穀豊穣など、我々にはありがたきことばかりをお取り決めなされます。
その時に、神々が宿泊する場所として、「十九社」があります。
御本殿から近い参拝場所
「八足門」から「西十九社」側を回ると、御本殿の横から見ることができます。
そして、御本殿から最も近い場所で参拝できる場所が、上の写真の赤い現在地の場所です。
知らないと素通りしてしまいそうな場所に、参拝する場所があります。
こちらの場所での参拝もお忘れないように、参拝順路に必ず入れていただきたく思います。
御本殿の後ろ姿です。
御本殿の後ろ姿を拝むことができる場所が一番奥になります。
一番奥に、「稲佐の浜」で持ってきた砂を交換することができる「素鵞社(そがやしろ)」があります。
素鵞社
「素鵞社」は、出雲大社の主祭神である大国主大神の祖先であり、妻スセリヒメの父、スサノオノミコト(素戔嗚尊/須佐之男命)をお祀りする摂社です。
「スサノオノミコト」はヤマタノオロチ退治で知られ、出雲神話の中でも高い人気を誇る神様です。
「素鵞社」参拝し終わると、社の両サイドの軒下に、砂が入った木箱があります。
こちらの砂の箱に「稲佐の浜」で持ってきた砂を入れます。
そして、同じ砂の箱から、同量・または少なめの量を持参したビニール袋に入れて、持って帰ります。
ご利益の砂
頂いた御砂は、「邪気を祓い、福を呼ぶ力」があると言われます。
一戸建てにお住まいの場合、母屋を囲むように敷地の四隅に御砂を巻くと、家全体を守ってくれます。
マンションにお住まいの場合は、四隅のお部屋に御砂を入れた小袋・小皿をおくと、住んでいる人たちを守ってくれます。
農家の人の場合は、畑にまくと農作物の成長を守ってくれます。
パワースポットの岩
「素鵞社」を一周すると、パワーがもらえるという説があります。
「素鵞社」の後ろ側を通る時、後ろ側一面に八雲山が迫っています。
そこが「出雲大社のご神体」という説もあり、後ろの岩肌を触りパワーをいただきます
「幸魂さきみたま」「奇魂くしみたま」
時に海を照して依り来る神あり
吾在るに由りての故に汝その國
造りの大業を建つるを得たり
吾は汝が幸魂奇魂なり
大國主神これ吾が幸魂奇魂なり
けりと知りぬ引用:出雲大社モニュメント説明文
古事記また日本書紀に述べるところであります。
出雲大社の御祭神大國主大神はこの幸魂奇魂の”おかげ”をいただいて神性を養われ「ムスビの大神」となられました。
生きとし生けるものすべてが幸福になる「縁」を結ぶ”えんむすびの神”と慕われるゆえんであります。
およそ人が人であるということは幸魂奇魂というムスビの”みたま”をわが身にいただいて霊止すなわち人として生かされているからであります。
大神からいただいたこの”いのち”を感謝して大切に正しくこれを生かしきりましょう。
出雲大社ではこの御神教にちなんで
さきみたま くしみたま
まもりたまひ さきはへたまへと唱して御神縁を祈念いたします。
この「ムスビの御神様」は大國主大神が有難く「幸魂奇魂」を拝載される由縁を象徴しております。
出雲大社 平成の大遷宮
引用:出雲大社モニュメント説明文
最後に
素晴らしいご利益がたくさんいただける「出雲大社」です。
今回、事前に参拝方法を学んで伺ったため、事前の準備ができ、
ご利益を得ることができました。
知らずに出雲大社を参拝すると、見過ごしてしまいそうになる場所が多いため、
今回、参拝順路をしっかりまとめてみました。
今後、出雲大社に伺う人のご参考になれば幸いです。
皆様に良き運が導かれますように。
出雲大社・情報
住所:島根県出雲市大社町杵築東195 出雲大社社務所
ひよ夫婦インスタ
「稲佐の浜」「出雲大社」の様子をGOPROで撮影しインスタにあげています。
写真では伝わらない、素敵な雰囲気の風景を撮ってみました。
1分くらいの動画です、BGMと共に動画が楽しめれるようになっています。
お時間がありましたら、どうぞご覧くださいませ。
出雲旅行についてはこちら↓
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